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赤十字救護・援助方法(救急法)
赤十字救護・援助方法では、赤十字救急法による一次救命処置と応急手当を学びます。救急法の実践を通して、赤十字の使命や基本原則を理解し、ボランティアの心を育むことをねらいとしています。
レベルⅠ 看護の基盤実習Ⅰ(地域で生活する人々の健康)
地域で生活する人々と生活の場で接し、対話を通して対象者の健康に対する考え方や思いを理解します。地域という幅広い視点で看護の対象となる「人を知る」ための学修をします。
フィジカルアセスメント
看護の対象となる人々の健康状態と生活への影響を把握する方法であるフィジカルアセスメントの意義と方法を理解し、問診とフィジカルイグザミネーションを用いた情報の収集と判断力を修得します。
レベルⅡ 看護の基盤実習Ⅱ(アセスメントに基づくケアの実践)
入院生活を送る対象者の情報収集・分析を行い、看護上の問題を特定して解決に向けた看護援助を立案・実施・評価します。それにより、根拠に基づいた看護を計画的に実践する基礎的能力を養います。
小児看護援助演習
演習やグループワークを通して、子どもに特有な看護技術を成長・発達に応じた工夫を考えながら学びます。また、健康障害をもつ子どもと家族へ必要な看護について事例を用いて理解を深めていきます。
レベルⅢ 母性看護学実習、小児看護学実習、成人看護学実習Ⅰ(健康レベル別)、老年看護学実習Ⅰ(生活支援)、精神看護学実習、地域・在宅看護論実習
講義・演習やレベルⅠ・Ⅱ実習で学修したことを基に、母性看護学、小児看護学、成人看護学、老年看護学、精神看護学、地域・在宅看護論の6つの領域で、対象者の特性に応じて、根拠に基づいた看護を計画・実施・評価します。
統合看護援助演習
「看護師教育の技術項目と卒業時の到達度」(厚生労働省、2020)および「看護学士課程教育におけるコアコンピテンシーと卒業時到達目標」(日本看護系大学協議会、2018)に基づき、卒業時に求められる看護実践能力を育成します。卒業時に修得しておくべき看護実践能力の評価と自己の課題が明確になるように、卒業前OSCE(客観的臨床実践能力試験)を実施します。
レベルⅣ 成人看護学実習Ⅱ(クリティカルケア)、老年看護学実習Ⅱ(健康の維持・回復)、総合看護実習
これまでに学修したことを統合し、生命の危機状態にある人や入院中の高齢者の特性に応じた看護を実践します。また、多重課題の対応を体験し、リーダーシップやマネジメントの視点でチームにおけるケア実践に参加し、チームケアについて理解します。