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2023年11月25日、仁明会病院看護部長の大塚恒子先生による研修会「”ちょっと手がかかる”新人ナースを育てるプリセプターへの支援」を開催し、100名の方にご参加いただきました。
この度の研修会では、発達障害・パーソナリティ障害について、脳の構造・機能に照合しつつ理解を深めました。また、そのような傾向のある看護師に対する根拠を踏まえたサポートの方法やプリセプターの支援について学びました。
講師の大塚恒子先生の熱のこもった講演に、参加者の方からは「学習者の特性を発達障害と人格障害と脳機能から理解できた」「どのように理解し、対応したらよいのかヒントになった」などの感想をいただきました。一方「他施設との情報交換もできたらよかった」「もう少し詳しく対応策が聞きたかった」などのご意見もありましたので、今後に活かしてまいります。
これからも、皆様の継続教育の場の一つとして、ニーズや社会情勢に合った研修会を企画・提供していきます。多くの方のご参加をお待ちしております。
テーマ:”ちょっと手がかかる”新人ナースを育てるプリセプターへの支援
講師:一般財団法人仁明会 仁明会病院 看護部長 大塚恒子先生
開催日時:2023年11月25日(土)13時00分~16時00分
内容:新人を指導しているプリセプターが、大変・・辛い・・キツイといった思いから少しでも解放されるような新人への対応方法・指導方法のヒントを得る。
2023年1月28日、大手前大学国際看護学部教授の藤井ひろみ先生によるオンライン研修会「LGBTQの基礎知識および看護職が直面する課題と対応」を開催し、30名の方にご参加いただきました。 LGBTQの基礎知識について学ぶと共に、日常生活や医療現場におけるLGBTQ当事者への対応を考えることができました。
参加者からは、「個別のニーズを考え、病院に通いやすい環境を作っていくようにサポートしたい。」「私たちからすると些細なことでも、当事者にとっては大きなことで、精神的支援は重要だと思った。看護は多様性があると言う言葉に納得できた。」といった感想をいただきました。
講師である藤井先生の豊富なご経験に基づくエピソードは大変興味深く、調査に裏付けられたLGBTQ当事者の現状からは多くの気づきを得ました。参加者の中には、本テーマについて学んだことがない方や知識をアップデートできた方が多く、継続教育の意義を再認識いたしました。
今後も皆様の継続教育の場となるよう、ニーズや社会情勢に対応した研修会を企画して参ります。多くの方のご参加をお待ちしております。
テーマ: LGBTQの基礎知識および看護職が直面する課題と対応
講師 : 大手前大学国際看護学部教授 藤井ひろみ先生
方法: オンデマンド配信による研修
開催日時: 2023年1月28日(土)13時30分~15時30分
内容: 1.LGBTQの基礎知識をアップデートしよう
(用語の説明、性の多様性、医学的取扱いの変遷、社会的(法的)状況の国際比較、学校・職場における国の対応、LGBTQ当事者の困難の特徴)
2.LGBTQの健康に対して看護ができることを考えよう
京都大学大学院医学研究科先端看護科学コース先端中核看護科学講座生活習慣病看護学分野 内藤 知佐子 先生によるオンデマンド研修会を開催し、452名の方がご参加くださいました。
「コロナ禍におけるコミュニケーション能力を高めるための教育方法」をテーマとした研修動画を、視聴期間(1月24日~2月6日)を設けて申し込み者にURL配信して視聴していただきました。
例年管理職の参加が多くスタッフの参加が少ないことが課題でしたが、今年度はスタッフの参加が多く比較的若い世代にとってニーズがあるテーマを企画することができました。
研修終了後のアンケートでは、テーマに関心をもった参加者が最も多く、新人や後輩の育成や学生指導に活かせるなどの意見が得られました。
オンデマンド研修会のため、自分のペースで繰り返し視聴でき、研修会場に行かなくても済んだことから、全体として当初の計画を超えた参加申し込みがあり、好評でした。
今後も、ICTを活用し臨床が参加しやすい研修方法や臨床のニーズに合った研修を企画するとともに、参集型とオンデマンドの併用など新たな取り組みを検討し、実施してまいります。
テーマ: 「コロナ禍におけるコミュニケーション能力を高めるための教育方法」
講師: 京都大学大学院医学研究科先端看護科学コース先端中核看護科学講座生活習慣病看護学分野 内藤 知佐子
方法: オンデマンド配信による研修
開催日: 2022年1月24日(月曜日)~2月6日(日曜日)
内容: 1.コロナ禍における実習への影響
2.ファシリテーターになる
3.指導コミュニケーションのコツ