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【日本赤十字社愛知医療センター 名古屋第二病院 Tさん】
【看護学部看護学科 2010年度卒業 岡山県出身】
看護師8年目で国際医療救援部の研修制度を活用し、小児科や救急外来などで看護経験を積み、国際看護に必要な知識、技術を学びました。14年目に約半年間ルワンダに派遣され、栄養改善のための家庭菜園や衛生向上のためのトイレ整備などの活動に関わることができました。在学中に学んだ赤十字の歴史や基本原則が活動に活きています。
帰国後は一般消化器外科に復帰し勤務しています。今後は今までの学びや、現地で経験できた国際活動について知識を深めながら、機会があれば今度は医療職として現地で活動を経験したいと思います。また、看護師として、経験年数が上がってきたので、管理についてなど広い視野で看護を見れるようにしていくこと、現在関わっているストーマケアなどの専門知識を深めていきたいです。

入学当初は海外救援については知りませんでした。赤十字に関する授業で、赤十字が中立の立場でさまざまな場所で活動していることを知り、国際看護の授業では、世界には5歳まで生きることができない国や、基本的な医療が届かない国があることを知り、国際医療救援活動に興味を持っていきました。
アメリカでのスタディーツアーに参加したことです。私にとっては初の海外でした。参加した人たちがとても仲良くなり、現地の大学生にソーラン節を披露することになりました。当時宿泊していたホテルの前にあるスーパーの駐車場で練習し、現地の方々に喜んでもらえたことが忘れられない思い出となっています。
現在は愛知県で働いていますが、愛知県には日本赤十字豊田看護大学があります。先日そこを訪問した際に、同じ赤十字の大学として、全く別の大学のようには感じませんでした。全国に赤十字看護大学の仲間がいて、しっかりと充実した施設、カリキュラムの中で看護について学ぶことができたと思います。寮での仲間、大学の同級生など看護師をめざす多くの仲間と楽しく、励まし合いながら、実習や国家試験のつらい時期も乗り越えることができました。看護の道に進む中での「やりたいこと」にも出会える場所でもあるように感じます。
受験生の皆さんが楽しく、充実した大学生活を通して、思い描いている看護師をめざせる日々目標に向かって頑張ってください!

【広島大学病院 Yさん】
【看護学部看護学科2007年卒業 大学院看護学研究科修士課程 教育・研究者コース 看護教育・管理学 2020年度修了 広島県出身】
限られた時間と緊張感の中で行動する力が求められる高度救命救急センターで、後輩との関わり方を理論的に学ぶため、大学院に進学しました。大学院では背景を捉えることの重要性を学び、後輩や患者さんの発言の真意を汲み取ることを意識しています。看護学の先人たちの理論を学び、背景を理解することが看護の本質につながることを実感しました。臨床の現場では後輩や患者さんが「なぜその発言をするのか」という背景を考えながら関わり、深いコミュニケーションを意識できるようになりました。
現在は、一般病棟の副看護師長として勤務し、病棟運営や人材育成など管理的役割を担っています。今後は、より高度で専門性の高い臨床現場において管理職としての役割を果たすことを目標としています。また、臨床実践の中で生じる疑問や課題を理論的に探究するため、博士課程への進学も視野に入れています。大学院での学修を通して、臨床と研究を往還しながら、看護の質向上に寄与できる人材となることをめざしたいです。
明確な目的意識を持って進学することが大切!「何を学びたいのか」「何を明らかにしたいのか」を意識したうえで入学し、文献やディスカッションを通して深く考えることが、充実した学生生活につながると思います。