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奨学金には貸与型と給付型があり、ほとんどが貸与型です。選考には学力・家計(経済)状況・人物などが条件となります。
本学で利用できる奨学金制度には、日本学生支援機構や各都道府県等自治体、各民間団体、日本赤十字社看護師同方会の奨学金などがあります。
看護師養成は日本赤十字社の重要な事業の一つです。このため、赤十字に就職を希望する学生に対し、奨学金制度を設けている赤十字病院が全国にあります。
これは、将来、医療の現場へ羽ばたこうとしているみなさんを少しでも支援したい、伝統ある「赤十字」の看護師として共に働いて欲しいという願いから生まれたものです。
それぞれの病院によって異なりますが、就職後、貸与期間と同じ年数の間勤務すれば全額返還免除となる病院もあります。
施設名 | 貸与年額 |
---|---|
鳥取赤十字病院 | 60万円 |
益田赤十字病院 | 60万円 |
岡山赤十字病院 | 60万円 |
広島赤十字・原爆病院 | 60万円 |
庄原赤十字病院 | 60万円 |
山口赤十字病院 | 60万円 |
松山赤十字病院 | 60万円 |
徳島赤十字病院 | 60万円 |
高知赤十字病院 |
60万円 |
※中四国以外の赤十字施設の奨学金制度募集あります。
※上記内容は、2025年3月時点の情報であり、状況により変更となる場合があります。
※募集時期や条件、返還免除要件は施設により異なります。
※就職時には、奨学生も施設の採用試験を受験する必要があります。
実施主体/(一財)日本赤十字社看護師同方会
貸与月額/30,000円(無利子)
実施主体/独立行政法人 日本学生支援機構
貸与月額/
種類 | 月額 | ||
自宅 | 自宅外 | ||
【貸与】第一種(無利子) | 20,000円 30,000円 40,000円 54,000円 |
20,000円 30,000円 40,000円 50,000円 64,000円 |
|
【貸与】第二種(有利子) | 20,000円~120,000円(10,000円刻みで選択可) | ||
給付型奨学金 | 第Ⅰ区分 | 38,300円(42,500円) | 75,800円 |
第Ⅱ区分 | 25,600円(28,400円) | 50,600円 | |
第Ⅲ区分 | 12,800円(14,200円) |
25,300円 |
|
第Ⅳ区分 | 9,600円(10,700円) | 19,000円 |
※本学は「高等教育修学支援制度」の対象校として認定を受けています。
上記以外に、地方公共団体、各種団体、一般病院などの奨学金制度もあります。
【2024年度に実績がある奨学金】
広島県助産師修学資金、廿日市市奨学金、山口県ひとづくり財団、島根「ふるさと」看護奨学金、徳島県看護師修学資金など
勉学を奨励し、学習意欲の高揚を図るために、特待生制度があります。
入学試験の成績や学業成績が優秀だと認められた学生に対して、授業料の一部が免除されます。特待生制度と共に上記の奨学金制度を活用することにより、授業料負担がさらに軽減できます。
一般選抜、大学入学共通テスト利用選抜【前期】の合格者のうち、成績優秀者の授業料が減免になります。
対象者:入学者選抜の成績上位者5人以内
免除額:50万円
免除期間:入学後の当該年度1年間
各学年の成績優秀者の授業料が減免になります。
対象者:前年度の修得単位数が標準数を超え、かつ学業成績が上位5人以内
免除額:50万円
免除期間:当該年度1年間
奨学金のほとんどは、学修意欲があるにもかかわらず、経済的に学業継続が困難な学生に対し、安心して学業に専念し、学生生活を送ることができるように貸与されるものです。
奨学生の募集時期・募集内容・採用基準等は、各奨学金制度により異なります。事務局の窓口に問い合わせてください。
なお、必ずしも採用されるとは限りません。
現在、本学で取り扱っている大学院奨学金は次のとおりです。
貸与月額/
修士・博士前期
※家計急変等による緊急・応急採用あり
機関/(一財) 日本赤十字社看護師同方会
貸与額/一時金として、1,000,000円(毎年募集とは限らない)
機関/(社)広島県看護協会奨学金制度
貸与額/月額 50,000円
※広島県看護協会会員に限ります。また、大学に直接募集はありませんので、各自HPで募集状況を確認してください。
その他、財団法人国際看護師協会東京大会記念奨学基金、地方公共団体・各種団体・一般病院(卒業後の勤務が条件)等の奨学金制度があります。
看護学の分野において、学術的な研究や独創性豊かな研究に取り組むものに対し、助成金が支給される制度があります。本学では、財団法人安田記念医学財団や財団法人医療施設開発振興財団に採用された例があります。
本学の大学院修士課程は「教育訓練給付制度」の 対象講座です。