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看護専門職に重要な能力
ヒューマンケアリングの教え

【広島県健康福祉局 Tさん】
【看護学部看護学科保健師教育課程 2021年度卒業 広島県出身】
広島県庁の健康福祉局健康危機管理課感染症管理グループに所属し、エイズ対策や感染症発生届のICT化の推進、新興感染症等対応訓練の実施などを担当しています。施策の立案やデータ分析、資料作成などを日々こなしています。
保健師として地域の方に対し、家庭訪問や退院支援を計画・実施することもあり、その中で対象者の健康増進だけでなく自己実現に着目した援助の大切さを実感しました。これは本学の看護学修の基軸である「ヒューマンケアリング」の考えであり、看護専門職で働くうえで重要な能力であると考えています。看護に特化した学修プログラムや充実した設備が整っている環境で学べたことが役に立っています。
これからもさまざまな事業やプロジェクトに挑戦し、多様な経験を積むことで、自分の強みや興味を見つけながら、知識や技術を獲得し、成長していきたいです。
広島県内で単科大学として看護に特化した学習プログラムや充実した設備があり、さらに保健師の資格を取得する機会があるためです。
学祭長として大学祭の企画・運営を経験。学生や地域の方の協力のもと無事に開催できたことは、自分自身を大きく成長させたと思います。
焦らず、計画的に取り組んでください。疲れたときは、無理せず休憩を取り、気持ちをリフレッシュすることも大切です。最後まであきらめずに挑戦し続けてください。応援しています。

少子高齢化により地域の健康課題は多様化・複雑化し、保健師にはますます高度な専門性が求められています。また、地域の健康づくりには、個人・家族だけでなく集団・組織に働きかける包括的システムづくりの構築が必要です。
保健師の活動の場は、県や市町村だけでなく、産業保健や学校保健など多岐にわたります。保健師教育課程では、地域で生活する全ての方々の生涯にわたる健康づくり支援の知識・技術を学修します。地域と協働した講義・演習・実習を通し、健康づくり支援の実践力を育成することを目指します。

公衆衛生看護とは、すべての健康レベルの個人と家族及びその人々が生活し活動する集団、組織、地域などを対象とし、対象の生活に視点をおいた支援を行います。「公衆衛生看護活動展開論」では、個人・家族を対象にした活動について、知識、技術を学びます。中でも、母子保健では、赤ちゃんの家庭訪問場面を設定して、乳児の成長発達を確認し、育児のアドバイスをする演習を、モデル人形を使い、学生が保健師役と母親役を演じながら学修します。

市町村・県などの行政機関において実習を行い、地域診断・家庭訪問や健康相談等保健事業への参加を通し、個人・家族・集団及び組織における保健師の活動技術について対象に応じた支援方法を学びます。また、災害対策や感染症対策など健康危機管理についても学修します。公衆衛生看護活動に必要な知識、技術を修得できることを目標としています。