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摂食・嚥下障害看護分野の概要

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年6月1日更新

「摂食・嚥下障害看護分野」の概要

 日本看護協会は、特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践のできる認定看護師を社会に送り出すことにより、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上を図ることを目的に認定看護師制度を発足させました。

 近年、加齢や成長発達、疾病・治療の副作用による摂食嚥下機能に障害をもつ人に対して、医療機関や介護施設、在宅など、さまざまな場所でより専門的で高度なケアが提供できる看護師が求められています。このような状況を踏まえて、日本赤十字広島看護大学では、日本看護協会の認定を受け、平成21年よりヒューマンケアリングセンターに摂食・嚥下障害看護分野の認定看護師教育課程を開設しています。今年度は、第11期の研修生となります。

認定看護師については、日本看護協会のホームページのこちら(外部リンク)をご参照下さい。

教育理念

 本学の教育理念に基づき、摂食・嚥下障害看護認定看護師として、高度な専門的能力の向上を目指します。

教育目的

 熟練した看護技術と専門的知識を用いて水準の高い看護を実践し、それらを基盤として他の看護師への指導・相談を行うことと共に、自らの実践力を自律的に向上することができる認定看護師を育成することを目的とします。

摂食・嚥下障害看護分野における教育目的

  1. 摂食嚥下障害のある患者に対し、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護実践ができる能力を育成する。
  2. 摂食嚥下障害のある患者の看護において、看護実践を通して他の看護職者に対して指導ができる能力を育成する。
  3. 摂食嚥下障害のある患者の看護において、看護実践を通して他の看護職者に対して相談対応・支援ができる能力を育成する。

期待される能力

  1. 摂食嚥下障害の原因疾患・治療に関する知識から、摂食嚥下障害の病態 を理解することができる。
  2. 脳神経・筋骨格系フィジカル・アセスメント及び摂食嚥下機能評価法を用いて、摂食嚥下機能を評価することができる。
  3. チーム医療における看護の立場から、摂食嚥下障害患者の機能帰結(治療効果)を踏まえて、目標設定をすることができる。
  4. 摂食嚥下障害患者の呼吸状態、栄養状態、体液平衡状態について評価することができる。
  5. 誤嚥性肺炎、窒息、低栄養、脱水などを予防し、摂食嚥下障害の増悪を防止するなどのリスク管理ができる。
  6. 摂食嚥下障害のある患者の「食べる」権利を擁護し、患者・家族の意思決定を尊重した看護を実践できる。
  7. 摂食嚥下障害に対する訓練法及びリスク管理の方法について、安全に在宅療養できるように患者及び家族に対して具体的な指導ができる。
  8. 摂食嚥下障害看護の実践を通して、看護職者に対して役割モデルを示すとともに具体的な指導ができる。
  9. 摂食嚥下障害看護について、看護職者に対し具体的に相談対応・支援ができる。
  10. 医師、歯科医師、言語聴覚士、歯科衛生士、理学療法士、作業療法士、栄養士などの他の専門職と積極的に協働し、チーム医療としての摂食嚥下リハビリテーションを推進するための役割を果たすことができる。

摂食・嚥下障害看護認定看護師の役割と特徴

  • 専門性の高い認定看護師による指導、相談により施設全体の看護力が向上します。
  • 認定看護師の名称を広告として使えます。
  • 摂食・嚥下障害看護認定看護師等による摂食機能療法で診療報酬の算定ができます。
  • 栄養サポートチーム(NST)活動や加算に摂食・嚥下障害看護認定看護師が貢献できます。