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認知症サポーター講座を実施しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年12月6日更新

「認知症サポーター」養成講座

学生が看護職として認知症に関する知識と理解を深め、さらに、認知症サポーターとなり、地域において認知症の本人と家族が必要としている支援をできる範囲で行うことができるよう「認知症サポーター養成講座」を開催しています。

内容 1.認知症サポーター養成講座とは?
       2.認知症サポーターの活動内容
       3.認知症の基礎知識
       4.認知症の人の内的世界を理解する事例演習

 

※認知症サポーターとは、認知症に関する知識と理解を持ち、認知症の本人と家族が必要としている支援を、できる範囲で行う人たちのことです。

令和5年度研修会実施のご報告

令和5年9月27日(水)に社会福祉協議会との共催で「認知症サポーター養成講座」を開催しました。

今年度は1・2年生190人が参加し、事例をもとに認知症の方の「内的世界」を理解する講義・演習を行いました。広島県認知症介護指導者の田中薫氏による具体的な事例を用いた内容に、参加した学生からは「認知症に対するイメージが変わった。」「私たちが正しくサポートすることが必要だと思った。」「認知症の方を否定するのではなく、認知症の方の世界に入り込んで接することが大切ということを学んだ。」など感想が寄せられました。

研修会を通して認知症に対する理解が深まり、看護職としてだけではなく住民としても認知症の方に積極的に関わり、思いを理解し、見守り・サポートすることの大切さを学ぶことが出来ました。

 

認知症サポーター養成講座    認知症サポーター養成講座2

 

認知症サポーター養成講座3     認知症サポーター養成講座4

 

令和4年度研修会実施のご報告

令和5年1月30日(月)「認知症サポーター養成講座」を開催しました。

廿日市市認知症サポーターの田中薫氏による講義は、具体的な事例を用いてお話しされ、認知症の人をより身近に感じることができました。また、演習では、認知症の人の立場になり、様々なシチュエーションで認知症の人がどのように考えているのか「内的世界」を理解した上、私たちがどのように接したら良いかを学びました。

参加者からは、受講する前と受講した後では認知症の人に対するイメージが変わり、「認知症の方々が感じている気持ちを理解し汲み取り寄り添っていきたい」、「まず声をかけてみようと思う」、「目線をあわせて優しい語り口調で話しかけることからはじめてみたい」「介護、福祉、介護者のご家族の声をもっと聴きたい」等意見が寄せられました。

看護職として必要な知識であるため、今後も学生に講座の意義を周知し、学生の学ぶ機会を提供していきたいと思います。

認知症サポーター養成講座 日本赤十字広島看護大学

 

令和3年度研修会実施のご報告

 

令和4年1月17日(月)、「認知症サポーター養成講座」を開催しました。

 今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ハイブリット形式(対面とオンラインの併用)で行い、約70名の学生や教職員が受講しました。
 講義では、講師の廿日市市認知症サポーターの田中薫氏が、具体的な事例を用いてお話しされ、認知症の人をより身近に感じることができました。また、演習では、認知症の人の立場になり、様々なシチュエーションで認知症の人がどのように考えているのか「内的世界」を理解した上、私たちがどのように接したら良いかを学びました。
 参加者からは、「認知症と一概に言ってもいろいろ種類があり、ひとまとめにはできないと思った。」「1人の人としてきちんとケアをしていかなければいけないなと思った。」「困っている様子の高齢者の方がいたら、様子を見て声をかけてみるようにする。」「認知症を理解できる人を増やしていく」など、意欲的な意見も聞かれました。

看護職として必要な知識であるため、今後お学生に講座の意義を周知し、関心を深める支援をしていきます。

認知症サポーター養成講座 日本赤十字広島看護大学