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日本赤十字社の基礎保健ERU研修に学生が参加しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年1月12日更新

 平成28年11月7日から9日まで、国際救援・開発協力看護師コースの科目「国際救援活動論」の演習の一環として、1年生13名が熊本へ研修に行きました。

 「国際救援活動論」は国際救援・開発協力看護師コースの1年生に開講される科目で、日本赤十字社の基礎保健ERU研修について学習し、緊急派遣時に必要となる国際規格の資機材等についての理解を深めるとともに、国際医療救援拠点病院へ訪問し、国内外における災害の備えを学びます。

1.バスでの移動中...

 研修先への移動中に、「平成28年熊本地震」で被害を受けた地域を通過しました。バスの中から修復が手付かずの状態でビニールシートがかけられたままの民家や、崩れ落ちた山の斜面を目の当たりにし、将来、災害現場に派遣されることを目指す者として、この現状を決して忘れてはいけないと強く感じました。

修復が手つかずの家屋

 2.基礎保健ERU研修への参加

 ERU研修は南阿蘇のキャンプ場で行われ、私たちは“被災した村人役”としてロールプレイに参加しました。ERU【Emergency Response Unit:緊急対応ユニット】は、日本赤十字社が大規模な災害が発生した際に速やかに被災者の救援を行えるよう、訓練されたERU要員と災害に備えた資機材によって構成されています。ERU研修を修了した日本赤十字社の職員はERU要員として登録され、災害発生時にいつでも出動できる準備を整えおり、資機材も常に被災地に向けて輸送可能な状態になっています。

 ロールプレイで村人役を演じた後、自らが感じた事について英語でのフィードバックを求められました。自分の考えを英語で伝えることの難しさを実感しましたが、話す言語は違っても、一生懸命考えて話すことで相手に伝わることがあると学ぶことができました。

 私たちが目指す「国際救援活動に携わる看護師」になるためには、一定以上の英語力を修得したうえでERU研修に参加しなければなりません。そのための勉強法について、研修参加者の方からアドバイスも受けることができました。

ロールプレイの様子

 3.国際医療救援拠点病院にて

 その後、日本赤十字社発祥のきっかけでもある西南戦争の激戦地:田原坂を登り、熊本市西南戦争田原坂資料館を訪れました。また、国際医療拠点病院である熊本赤十字病院と日本赤十字社熊本県支部を訪問し、災害に備えた設備や日頃から行われている訓練について学びました。

 熊本赤十字病院では、実際に海外に派遣された看護師の方々からお話を伺うことができました。国際救援に携わったきっかけや、実際の活動時のことなど、普段学校では聞くことのできない内容ばかりで、国際救援に携わりたいという思いがより一層強くなりました。

 

 今回の研修が実りのある研修になったのは、協力していただいた多くの方のおかげです。今回の演習に参加していない仲間たちにも研修での学びを発信し、今後も国際救援に対する学びを深めていきます。
 集合写真