本学では開学以来、地域住民を対象に子育て支援、健康づくりなどのセミナー、専門職を対象とした研修会など、地域の保健・医療・福祉の向上をめざした事業や公開講座、講演会を実施してきました。また看護継続教育研究会を組織し、現場のニーズを踏まえた研修会や地域の看護職との共同研究などにも取り組んできました。
開学10周年を迎えるに当たり、従来の活動をさらに拡充・強化し、新たに看護実践・教育機能を持ったヒューマン・ケアリングセンターを発足しました。
日本赤十字広島看護大学ヒューマン・ケアリングセンター(以下「センター」という。)は、本学の理念である《生命の尊厳》と《人類の英知》を基調とした《ヒューマン・ケアリング》を基軸として、次の目的を持つこととしています。
1.大学としての人材育成、教育研究機能を学外に開き、看護・介護を中心に地域の保健医療福祉に貢献する社会資源として活用できるようにする。
2.地域の人々と共同・連携して実践し、その知見を学内外に発信し、成果を社会共有の知識として広め、人々の健康に資するために活用する。
3.地域住民の健康の保持増進に寄与し、多様化する社会・個人のニーズに対応し、1人ひとりを大切にした新しい看護活動を推進する地域の生涯学習拠点として活動する。
ヒューマン・ケアリングセンターの活動は、「ともに学ぶ」「ともに成長する」ことを目指しています。みなさまも、一度センターへ足をお運びください。
平成21年度より「認定看護師教育課程」を開設しました。
「看護管理カンファレンス」のような専門職を対象にした各種活動を行っています。
地域支援室では、地域住民の方々および看護職を対象とした研修プログラムを実施します。これまで実践してきた地域の方々を対象とした子育て支援等は継続し、今後はさらに介護支援・減災教育などの研修会等を企画し、人々が安心して健康に生活できる社会の構築に貢献したいと考えています。地域の方々の健康や生活を支えるため、看護専門職としてできる活動を提供していきます。そして相互成長することができる場として機能できればと願っています。