本学の大学院では、ヒューマン・ケアリングを柱とし、「教育・研究者コース」と平成21年度から新たに「専門看護師コース」を開設しました。
「教育/研究者コース」は卒業後、大学や大学院の教員や研究者あるいは、病院などの看護管理者を育成することを目標にし、8つの専門領域で構成しています。

少子高齢化の進展や医療技術の高度化、在宅医療への移行など、医療を取り巻く環境が大きく変 化している中、病院や地域社会において質の高い看護サービスへのニーズが高まっています。こう した社会的背景を踏まえ、大学院では広い視野に立った精深な学識を習得し、看護分野における 研究能力や高度な専門性など看護に必要な能力を養うことを目的としています。学部や実践現場 で蓄積された看護学に関する成果を深化させ、看護の発展に寄与する、時代のニーズに応えた専 門的な看護人材の育成を目指しています。専門看護師コースでは、専門看護分野の現場において、 看護ケアの質の向上を図るために専門的能力を持って実践ができる人材を育成します。現場のス タッフナースの教育や相談、保健医療福祉ニーズのケア調整や倫理的課題についての調整者とな り、さらに専門領域における新しい課題にチャレンジできる人材を育成します。教育・研究者コース では、看護分野における教育や学術・研究を担い、成果を看護の現場に還元し、新たな研究課題に 取り組むことができる基礎的能力を備えた人材を育成します。

平成21年度から新たに開設した専門看護師のコースでは、時代のニーズを反映し、「母性看護学」、「小児看護学」、「がん看護学」、「精神看護学」、「地域看護学」の5つの専門領域を設定します。
働きながら大学院で学ぶ者に対し、
(1)金曜日、土曜日に授業科目を開講する
(2)情報ネットワークの利用による研究指導
などにより就学上の便宜を図っています。
(3)個人の事情に応じて、学納金総額を2年制のものと同額とし、履修期間を3年間に延長します。
※詳しくは、本学教務学生課にお問い合わせください。

ヒューマン・ケアリングの観点から看護実践を科学的に追及し、リーダーとして社会に貢献できる能力を兼ね備えた管理者、研究・教育者及び専門看護師の養成を目指しています。そこで、共通基礎科目として「ケアリング哲学・倫理学」「看護研究Ⅰ.Ⅱ」「看護教育論」「看護理論」「教育哲学」「看護管理論」「コンサルテーション論」「看護政策論」を設定しています。
臨床や臨地で高度な看護専門職者としての実践力を持った人材を培うために共通専門科目として「臨床薬理学」「病態治療学」「生体機能学」「保健福祉行政論」「疫学」「統計学」「災害看護論」を設定しています。

教育内容は、ヒューマン・ケアリングを柱にし、それらのキーワードを基に8つの専攻領域を設定しています。
教育訓練給付制度とは働く人の主体的な能力開発の取組みを支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とする雇用保険の給付制度です。一定の条件を満たす雇用保険の一般被保険者(在職者)または一般被保険者であった方(離職者)が、厚生労働大臣の指定する教育訓練を受講し修了した場合、教育訓練施設に支払った教育訓練経費の20%の一部に相当する額がハローワーク(公共職業安定所)から支給されます。本学の大学院は、この給付金の対象講座として指定されています。
「教育・研究者コース」は卒業後、大学や大学院の教師や研究者或いは病院などの看護管理者を育成することを目標にし、8つの専門領域で構成されています。
「専門看護師コース」は卒業後、専門看護師として看護の実践の場でリーダーとなる人を育成することを目標にし、5つの専門領域で構成されています。

専門看護師とは大学院の修士課程で、特定の専門領域ごとに日本看護系大学協議会で認定されたカリキュラムによって学習し、卒業後にある一定の期間実務経験を経た後に、日本看護協会専門看護師認定試験を受験し、合格した後に得られる資格です。現在9分野が特定されています。資格取得後は、特定の臨床場面において、高度実践能力を有し、相談、教育、調整、研究、倫理調整などの役割を担うことができます。本学の「専門看護師コース」は、日本看護系大学協議会にカリキュラム審査を申請認可を受けています。
下記の要件を満たす者で、同時に本学の大学院看護学研究科(修士課程)において看護管理学を専攻し、修士(看護学)の学位を取得しなければなりません。認定看護管理者の認定審査の受験資格を得るためには、日本国内の保健師・助産師及び看護師のいずれかの免許を有し、実務経験が5年以上であることが前提条件となっています。
(要件)
看護師長以上の職位での管理経験が3年以上あり、学位を取得した者、または実務経験が通算5年以上で、うち修士課程修了後の実務経験が3年以上ある者
※詳しくは、社団法人 日本看護協会にお問い合わせください。