本学の建学の精神は「ヒューマン・ケアリング」です。これは赤十字の「人道」の理念を基にしたものです。人間の命と尊厳を大切にしながら、ケアすなわち看護の必要な人に看護を提供し、その過程において、ケアを受ける人と共に成長できる実践力のある看護職者を育てるという本学の教育方針を示しています。その方針に基づいて、人間や人道について知識を深め、人間にどのように関わることで、「人道」すなわち「ヒューマン・ケアリング」な看護実践が出来るのかが“わかる”ことを経て、実践できるように、学生の皆様を段階的に導いていくカリキュラムを構成しています。 人間についてのみではなく、「人道」について探求や探検することを通して看護を学べるような教育を行っているのが、赤十字の理念の基に創られた本学の特色です。
学生の皆様は本学で、人間の命と尊厳への畏敬と主体的な行動力を習得しながら、「人道」すなわち「ヒューマン・ケアリング」を実践できる看護職者としての能力を身につけることになります。
その学習には、人間への関心、主体性と創造性、学習することへの情熱が求められます。しかし、それらは、本学での学習において経験する、学生間での学び合いや支え合い、教職員との交流や実習で出会う人々との交流によって、自然に備わってきます。 本学は世界遺産である厳島神社の鳥居を見下ろせる小高い丘の上に立っています。キャンパスは四季折々に変化する樹木や草木、瀬戸内海の風情に満ちています。
大学進学を考えておられる方々が、自然豊かなキャンパスにおいて本学の特色あるカリキュラムで学ぶことに関心を示してくださることを期待しています。
日本赤十字広島看護大学 学長・学部長 新道 幸惠




